トランプ大統領の渡航制限拡大が北中米W杯に影響 セネガル、コ...の画像はこちら >>

アメリカのトランプ大統領 Photo/Getty Images

ハイチとイランは入国禁止

米ドナルド・トランプ大統領は16日、アメリカへの渡航を禁止または制限する対象を、現行の19カ国から39カ国に拡大する大統領令に署名した。11月にワシントンで州兵がアフガニスタン国籍の容疑者に銃撃されるという事件が起き、トランプ大統領は国家安全保障を理由にアフガニスタンほかイラン、ミャンマーなど12カ国からの入国を原則禁止、キューバなど7カ国からの渡航を制限した。



今回の動きにより、来年のW杯で出場国のファンがアメリカに入国できない可能性が高くなった。制限対象にセネガル、コートジボワールが加わったためだ。この禁止措置は仕事や観光目的の短期滞在にも適用されることになっている。

セネガルはグループリーグのフランス、ノルウェー戦、コートジボワールはエクアドル戦、キュラソー戦をアメリカ国内で行う予定となっている。残りの1試合はカナダで行われる予定で、こちらは入国が可能だ。

選手やスタッフたちは例外とされているため試合自体に影響はなさそうだが、両国のファンにとっては由々しき事態となる。イラン、ハイチはすでに入国禁止国リストに入っているため、ファンは基本的に入国できないことになるが、セネガルとコートジボワールのファンたちはどうなるのだろうか。


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