「あと1枚でクリスマス休暇」 離脱はマズイ!? 過密日程の中...の画像はこちら >>

アーセナルでゲームメイクの鍵を握るスビメンディ Photo/Getty Images

重要な選手たちの累積が気になる

プレミアリーグは年末年始の過密日程に突入する。今週末の第17節が終わると26日から28日にかけて第18節の1試合、さらに大晦日から年明けにかけて第19節の1試合、年明け4日から5日に第20節の1試合が行われる予定となっている。



気になるのはイエローカードの累積だ。第19節終了後に累積カードはリセットされるが、あと1回警告を受けると出場停止になる中心選手たちが何名かいる。『THE Sun』は、「あと1枚でクリスマス休暇を取れる」とこれらの選手たちを紹介している。

首位アーセナルでは、中盤のヘソであるMFマルティン・スビメンディが警告4回でリーチとなっている。中盤でゲームをつくるスビメンディは外せない選手の一人で、出場時間の多さも懸念されているが、ここが抜けると痛い。アンカーでは他にクリスティアン・ノアゴーもいるが、スビメンディほどのゲームメイクセンスは期待できず、攻撃にブレーキがかかることが懸念される。

2位マンチェスター・シティでは、GKジャンルイジ・ドンナルンマとMFベルナルド・シウバだ。代役はいるものの存在感は大きく、不安を抱えることは間違いない。3位アストン・ヴィラからはDFマティ・キャッシュとMFブバカル・カマラ。離脱すれば右サイドの守備に問題を抱えることになりそうだ。

他にもマンチェスター・ユナイテッドDFパトリック・ドルグ、トッテナムDFペドロ・ポロ、ボーンマスでは中心アタッカーであるFWアントワーヌ・セメンヨが離脱の危機にさらされている。好調のサンダーランドではリーダー格のグラニト・ジャカがあと1枚。
離脱は自慢の強度にヒビを入れてしまう可能性がある。巻き返しを図りたいリヴァプールでは、マルチロールとして活躍を見せているMFドミニク・ショボスライが現在警告4つ。さまざまなポジションをこなせるキーマンだけに、離脱の穴は大きくなる。

ニューカッスルの中心であるMFブルーノ・ギマランイスも当てはまる。いずれも重要なピースであり、今週末はカードをもらわないような戦い方が求められることになりそうだ。

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