サッカー選手が犠牲となった Photo/Getty Images
バルセロナ・デ・グアヤキルでプレイしていたピネイダ
エクアドルのバルセロナ・デ・グアヤキルでプレイしていた33歳のDFマリオ・ピネイダが、襲撃事件で射殺されたようだ。『MUNDODEPORTIVO』が報じている。
エクアドル警察は身元を明らかにしていないが、この事件でピネイダのほか1人が死亡し、さらにもう1人が負傷した模様。
ピネイダはインデペンディエンテ・デル・バジェでプロキャリアをスタートし、2016年にバルセロナ・デ・グアヤキルに移籍。2度のリーグ優勝を経験した。また短期間だが、2022年にはブラジルのフルミネンセにも在籍経験がある。クラブは声明を出し、ピネイダの死を悼んだ。
エクアドルでは犯罪組織が勢力を拡大しており、暴力が激化しているという。事件は首都キトの南西265キロにあるグアヤキル北部、サマネス地域で発生。地元メディアによると、エクアドルでは今年、殺人事件が9000件を超え、史上最悪となることが予測されている。ダニエル・ノボア大統領は、勢力を拡大する犯罪組織と戦うことを明言している。

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