マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督 photo/Getty Images
アタッカーにも守備が求められる時代
カラバオカップ準々決勝マンチェスター・シティ対ブレントフォードの一戦が行われ、2-0でシティが準決勝にコマを進めた。
シティはカップ戦ということもあり、アーリング・ハーランドやジャンルイジ・ドンナルンマは休み。
すると、32分、トップ下で先発したラヤン・チェルキのゴールで先制。相手をかわしてから右足でシュートを放ち、強烈な弾道でゴールネットを揺らした。
90分で相手のシュートをわずか3本に抑えたシティは試合を通じてボールを支配。67分にはダメ押しとなる2点目をサビーニョが挙げ、ゲームセットとなった。
シティはこれで公式戦6連勝。不調だった昨季とは打って変わって順調なシーズン中盤といえる。
ただ、指揮官であるペップ・グアルディオラ監督は『Daily mail』にて、得点を挙げたチェルキ、サビーニョのある行動に釘を刺した。
「ベンチから投入された選手たちの活躍には本当に満足している。というのも、後半のラヤン・チェルキは守備面で果たすべき役割をこなしておらず、エネルギーを感じられなかった。サビーニョについても同様だ」
昨今では攻撃的な選手にも献身的な守備が求められるようになっており、特に毎年タイトルを狙うようなシティでは、確実に装備しておかなければならない能力となっている。
14日にリーグ戦を終えたばかりで、疲労もたまっていたと予想されるが、今後この2人は守備面での継続的な献身性を身に着ける必要があるといえる。

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