エヴァートン戦はアーセナルにとって“もっとも重要な”試合に?...の画像はこちら >>

アルテタ監督のマネジメント力も問われる Photo/Getty Images

すぐ後ろにシティがいる

現在プレミアリーグ首位のアーセナルだが、チーム状況は芳しくない。守備陣には怪我人が続出し、攻撃でもここ数試合良いものを見せられていない。

2位マンチェスター・シティは勝ち点2差とすぐそこまで迫ってきており、アーセナルは息切れしているように見える。

シティは調子を上げており、前節クリスタル・パレス戦でも苦戦を強いられながら結局は3-0と圧勝した。第17節でアーセナルが敗れるか引き分けに終わり、シティが勝てばついに順位は逆転する。対戦するのはエヴァートンだが、英『football.london』ではここがこれまででもっとも重要な試合になるかもしれないと論じられている。トム・カントン記者は次のように語っている。

「このエヴァートン戦は、今季最大の注目試合というわけではないが、私にとっては今季ここまででもっとも重要な試合だ。なぜなら、アーセナルのファンや選手たちが見るべきものは、反撃だからだ」

「アーセナルの反応は、単なるパフォーマンス以上のものを見せなければならない。土曜日の試合でアーセナルがエヴァートンに勝つだけでは十分ではない。アーセナルは彼らに勝ち、しっかりと勝ち、彼らが反撃していること、ウルブズ戦は例外だったということを示す必要がある」

ミケル・アルテタ監督は練習時間の不足を語っていたが、この1週間は久々にミッドウィークに試合がなく、火曜日にトレーニングを再開したチームは調整ができたと思われる。疲労や怪我人を言い訳にすることなく、アウェイ戦を問題なく勝てるチームであることを再び示す必要がある。

シティはシーズン後半に尻上がりにコンディションを上げてくる傾向があり、この年末年始で差をつけられてしまうようではリーグ優勝は厳しくなる。内容の伴った勝ち点3をしっかりと挙げることができるか、ここが試金石となる。


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