A・デイビス、伊藤、ムシアラの復帰でバイエルンはさらに強くな...の画像はこちら >>

バイエルンでは伊藤も復帰 photo/Getty Images

特に2列目はムシアラの復帰で豪華になる

ブンデスリーガでは12勝2分の無敗で首位を快走し、チャンピオンズリーグでも5勝1敗で2位につけるなど絶好調のバイエルン。それに加え、後半戦へ向けて負傷者が続々と戻ってきている。



前節のマインツ戦では膝の前十字靭帯損傷の怪我からDFアルフォンソ・デイビスが復帰。最終ラインでは日本代表DF伊藤洋輝も復帰しており、そして攻撃陣ではMFジャマール・ムシアラの復帰が近づいている。

彼らはいずれも実力者であり、バイエルンにとっては今冬の新戦力と言ってもいい。独『Bavarian Football Works』によると、クラブのクリストフ・フロイントSDも3選手の復帰を歓迎している。

「チームには非常に満足している。デイビス、ムシアラ、伊藤という3人の『新加入選手』も入り、チームの層を格段に厚くしてくれるだろう。そうなればチームは万全の状態になる」

センターバックと左サイドバックの両方をこなせる伊藤は、センターバックではヨナタン・ターとダヨ・ウパメカノの負担を軽減できる。

攻撃陣ではムシアラの復帰で2列目が豪華になる。独『Bild』は、FWセルジュ・ニャブリの立ち位置が危なくなると指摘。ウイングではマイケル・オリーセ、ルイス・ディアスの2人が好調で、今季は17歳と若いレナート・カールがブレイクしてきた。カールはトップ下、右ウイングに入ることができ、ムシアラ離脱中にカールが出てきたのは大きすぎる収穫だった。

ニャブリにとってはピンチかもしれないが、同メディアはドイツ代表選手として2026W杯出場を目指すニャブリのモチベーションも相当に高いと期待していて、ニャブリもバイエルンのスタメン争いに負けるつもりはないだろう。
2列目のポジション争いはバイエルンにとってポジティブなものとなるはずで、後半戦はさらに強くなるバイエルンに期待だ。



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