ヤマルこそスペイン代表が求め続けていた才能　“メッシ風”な違い生み出せるヤマルの登場で再び黄金期の予感「スペインにこのタイプの選手はいなかったと思う」
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バルセロナでプレイするヤマル photo/Getty Images

個人で違いを生み出せる

バルセロナで急成長してきたFWラミン・ヤマルは、すでにスペイン代表でも絶対の主力だ。昨夏のEURO2024制覇にも貢献し、来夏の2026W杯でもスペインを優勝へ導くことが期待されている。

スペインとしてはヤマル世代でEURO&W杯のタイトルを複数獲りたいと考えていることだろう。それほどヤマルは特別な才能だ。

スペイン『SPORT』によると、スペインサッカー連盟のアイトール・カランカ理事長は過去のスペインにはいなかったタイプの選手とヤマルを表現している。

「ラミンはポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、アルゼンチンのメッシ、イングランドのケインのような選手だ。スペインにこのタイプの選手はいなかったと思う。スペインは常に優れたチームを作ってきたが、そこに今ラミンのような真の違いを作り出す選手が加わったのだ」

ヤマルには以前からメッシとの比較があり、バルセロナでは別次元のプレイを見せ始めている。EURO2008、2010W杯、EURO2012を制した黄金期の時も、もしメッシがスペイン代表選手ならといった仮定の話があった。当時のスペインはシャビやイニエスタといったバルセロナMF陣を中心にゲームを支配しており、メッシがいればバルセロナと同じサッカーが展開できたからだ。

今もスペインの中盤には豪華な戦力が揃っており、そこにメッシとの比較もあるヤマルが加わった。スペインが求め続けていたタイプのアタッカーと言えるはずで、ヤマルを中心としたスペイン代表が今後新たな黄金期を築くのか注目される。



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