2023年から2度の前十字靭帯断裂、今度は大腿二頭筋断裂 2...の画像はこちら >>

ミリトンはセルタ戦で負傷 photo/Getty Images

今度の怪我は全治4ヶ月ほどと見られる

2026W杯へブラジル代表の不安材料の1つとなっているのがレアル・マドリードDFエデル・ミリトンのコンディションだ。

27歳のミリトンは、好調時はトップクラスのセンターバックだ。

セレソンでも最終ラインを統率するリーダーの1人だが、最近は怪我が続いている。

今月7日のセルタ戦では左足の大腿二頭筋断裂の怪我を負ってしまい、全治4ヶ月ほどかかると見られている。ミリトンは先週木曜日に松葉杖をついた状態で母国ブラジルのリオデジャネイロに到着し、ここからリハビリに入ることになる。

『ESPN』によると、ミリトンは「復帰日は決まっていない。最優先はW杯だ。しっかりとリハビリすることで力強く復帰できる。100%の自信がある」とコメントしていて、来年6月のW杯開幕までに状態を整えたい考えだ。

全治4ヶ月ならば復帰は可能だが、100%のコンディションになるかは分からない。ここ2年ほどのキャリアを振り返ると、2023年の夏には左膝の前十字靭帯断裂の大怪我があり、復帰までに200日以上を要した。

昨年には右膝の前十字靭帯を損傷してしまい、これも復帰までに230日を要した。他にも軽度の筋肉系の故障が数回あり、フル稼働できたシーズンはほとんどない。

相次ぐ大怪我で本来のパフォーマンスを失ってしまう選手もいるだけに、ミリトンの状態はブラジル代表にとっても気がかりだろう。
レアルにとっても大きな痛手で、昨季に続いてセンターバックの層が薄くなってしまった。

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