チェルシーでガルナチョが左ウイング1番手になる秘訣は“守備”...の画像はこちら >>

チェルシーでプレイするガルナチョ photo/Getty Images

サイドでの運動量は大きな武器になる

今夏にマンチェスター・ユナイテッドを離れ、4000万ポンドの移籍金でチェルシーへと移籍したFWアレハンドロ・ガルナチョ。

ガルナチョは左ウイングを本職とするが、チェルシーには左右両サイドを担当できるペドロ・ネト、ドルトムントから加入したジェイミー・バイノー・ギッテンスとライバルも多い。



しかし、ガルナチョは着実に評価を高めている。先日行われたカラバオ杯・準々決勝のカーディフ戦では途中出場から2ゴールを記録し、チームの勝利に貢献。このゲームはギッテンスが先発していたが、インパクトを残したのは途中出場のガルナチョの方だ。

カーディフ戦ではゴールという形で指揮官エンツォ・マレスカにアピールすることになったが、英『Daily Mail』はマレスカがガルナチョの守備貢献度の高さを何よりも気に入っていると伝えている。

例えば今月初めのアーセナル戦では、前半38分にチェルシーMFモイセス・カイセドが一発退場となってチェルシーは10人での戦いを強いられた。本来は退場したカイセドの代わりにアタッカーを下げてMFを投入するのがセオリーに思えるが、マレスカが選んだのはガルナチョだった。

後半からエステヴァンに替えてガルナチョを投入していて、これもガルナチョのサイドでの守備貢献度の高さと縦への推進力を評価してのことだ。足下の器用さはエステヴァンの方が上かもしれないが、走力ではガルナチョが上回る。

この貢献度はギッテンスにも無いもので、ガルナチョが左ウイングのポジションを勝ち取る武器の1つとなりそうだ。



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