監督を批判するような発言が問題視されたサラー Photo/Getty Images
しばらくチームを離れるサラー
指揮官やチームに対する批判的発言が取り沙汰されたリヴァプールFWモハメド・サラー。リーズ・ユナイテッドと3-3のドローを演じたあと、サラーは「監督とは良い関係だったのに、突然何もなくなってしまった」「チームの問題の責任を押し付けられている」などと発言し、不満をあらわにした。
これは大きなニュースとなって世界中に報じられ、昨季王者のチーム内不和が浮き彫りになってしまった。サラーはその後、アルネ・スロット監督およびチームメイトとコミュニケーションをとったようで、MFカーティス・ジョーンズは『sky sports』に、サラーが謝罪してくれたと明らかにした。
「モーはひとりの人間であり、自分の意見を言うことができる。彼は僕たちに謝罪し、『もし誰かに影響を与えたり、何か不快な思いをさせたりしたなら、謝る』と言ってくれた。彼はそういう人なんだ。彼が僕たちとどう接し、どう行動したかしか話せないが、彼は前向きになっていた」
ジョーンズはチームがサラーを全面的に支持していること、件の発言は善意から出たものだと語った。
「物事には特定のやり方があるというのはわかるけど、もし選手がベンチに座っているだけでよくて、プレイしてチームを助けたくないなら、そのほうが問題だ。僕も含め、僕らが怒りを覚えるときは、いつも善意から出るものだよ。そのときは、良い形で出ていなかったのかもしれない。でも、チーム、スタッフ、監督、誰にもそんなふうに(悪い)影響を及ぼすことはなかった。今はもうそんな状況を乗り越えて、チームとしてうまくまとまっていて、良いプレイで試合に勝ち始めている」
サラーがメンバーに入らなかったCLインテル戦、そしてプレミアリーグ前節ブライトン戦とリヴァプールは公式戦2連勝しており、不調だったチームはジョーンズの言うようにまとまりを見せはじめている。

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