ハイレベルな一戦は互いに譲らずドロー決着!ニューカッスル2点...の画像はこちら >>

ニューカッスルのヴォルテマーデ(中) photo/Getty Images

今節屈指の好カード

20日(現地時間)、プレミアリーグ第17節でニューカッスルとチェルシーが対戦し、2-2の引き分けに終わった。

試合は立ち上がりからホームのニューカッスルが主導権を握る展開となった。

開始早々の4分にニック・ヴォルテマーデがゴール前のこぼれ球を押し込んで先制に成功すると、20分にはアンソニー・ゴードンが左サイドから上げた浮き球のクロスボールをまたしてもゴール前にいたヴォルテマーデが右足で押し込み追加点。ニューカッスルが序盤で2点のリードを奪う。

チェルシーはニューカッスルのハイプレスを打開できず、敵陣に入る回数も少なかったが、前半終了間際の40分頃から徐々に攻勢を強め始める。そして43分、アレハンドロ・ガルナチョの左サイドからのクロスをゴール前ファーサイドにいたペドロ・ネトがヘディングで合わせてゴールを決めたかに見えたが、ヘディングシュートの直後にボールがネトの手に当たっていたとしてゴールは認められず。結局ニューカッスルが2-0とリードしてハーフタイムに入る。

しかし、チェルシーは後半開始早々の49分に相手ゴールのほぼ正面、距離25m付近の地点でフリーキックを獲得。これをリース・ジェームズがカーブをかけたシュートでゴール左隅に突き刺し、1点差に詰め寄る。

このゴールで勢いを得たチェルシーは、66分にゴールキーパーのロベルト・サンチェスのロングキックを受けたジョアン・ペドロが相手選手との競り合いを制し、ニューカッスルの守護神アーロン・ラムズデールと1対1に。ここでペドロが冷静にコースを狙ったシュートで確実にゴールを決め、ついに2-2の同点に追いつく。

タイスコアになったことで70分以降は攻守の目まぐるしく変わる展開となり、互いにビッグチャンスを迎えるが守備陣が踏ん張り、ゴールを許さない。そして後半アディショナルタイムの5分間でも決勝点は生まれず、試合は2-2でタイムアップを迎えて両チームともに勝ち点1を分け合う形で終了となった。

[スコア]
ニューカッスル 2-2 チェルシー

[得点者]
ニューカッスル
ニック・ヴォルテマーデ(4,20)

チェルシー
リース・ジェームズ(49)
ジョアン・ペドロ(66)

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