アーセナルに加わったマドゥエケ photo/Getty Images
サカの負担を軽減する貴重な存在に
アーセナルの右ウイング1番手はFWブカヨ・サカだが、近年のサカは故障に悩まされてきた。今季序盤の怪我で離脱していた期間があり、フル稼働できないシーズンも多い。
しかし、今のチームには同じイングランド人アタッカーのノニ・マドゥエケがいる。今夏にチェルシーから加わったマドゥエケは両サイドに入れるウイングで、主に右サイドからの仕掛けを得意としている。サカの負担を軽減するうえでマドゥエケの存在は大きい。
英『METRO』によると、アーセナルOBのポール・マーソン氏はマドゥエケの実力が想像以上だったと称える。
「シーズン開幕前にチェルシーが誰か売却するとしたら、やはりマドゥエケだったのだろう。チェルシーで良いプレイをしているところを見たことがないから。相手を抜くでもなく、調子も良かったり悪かったりだ。しかしアーセナルに来てからは、本当に信じられないほど素晴らしい。1対1の局面では最高の選手の一人だと思う。最高のウイングの一人さ。1対1の状況になれば、彼は恐れず、変に小細工することもない。ダイレクトでスピーディーだ。
縦への推進力ならば、サカにも負けないものがある。全体の完成度ではまだまだサカが上かもしれないが、23歳のマドゥエケも将来が楽しみな選手だ。

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