フランス代表では主力のテオ・エルナンデス photo/Getty Images
ミランでは主将を務めることも
今夏にミランからアル・ヒラルへ移籍したフランス代表DFテオ・エルナンデス。新天地では左サイドバックのポジションですぐさまレギュラーの座を手にし、今季の公式戦16試合で5ゴール2アシストと攻撃力の高さを遺憾無く発揮している。
そのテオは在籍3年目の2021-22シーズンにはクラブのスクデット獲得に貢献するなど、長らくミランの主力としてプレイ。しかし、2026年夏に失効する契約をめぐって、年俸面で選手側とクラブ側に隔たりがあったことから延長交渉が難航し、今夏に新天地を求めたと報じられている。
しかし、在籍最終年となった昨季も公式戦49試合で5ゴール6アシストの数字を残していたテオはミラン退団の真相についてイタリア『Gazzetta dello Sport』で上層部から戦力外通告があったことを告白。選手本人は残留を望んでいたようだ。
「移籍などを考えたことは一度もない。残留を最優先に考えていた。法外な年俸を要求しているとか、移籍を望んでいると報じられていたが、それは全て嘘だ。もっと良い扱いを受けるに値した。まさかこんなことになるとは思ってもいなかった。チームメイトのなかには残留を勧めてくれた人もいたけど、上層部から『残留するならチームから外す』と電話がかかってきたら、どうすれば良い? 他のチームを探すことにした」

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