生涯マンUファンだったストーン・ローゼズのマニ 葬儀にベッカ...の画像はこちら >>

マニを偲ぶマンUのファンたち Photo/Getty Images

ファンたちもマニを偲んだ

去る11月20日に急逝したストーン・ローゼズのベーシスト、マニことゲイリー・モウンフィールド。その追悼式が22日に行われた。

英各紙が報じている。

ストーン・ローゼズやプライマル・スクリームのメンバーであるイアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、ボビー・ギレスピーなどのほか、ポール・ウェラーやリアム・ギャラガー、ピーター・フック、ティム・バージェスなどマンチェスター大聖堂には多くの著名人が集まった。音楽関係者のほか、サッカー界からデイビッド・ベッカム、ガリー・ネビルも参列している。

棺はストーン・ローゼズのファーストアルバムのカヴァーアートに似た装飾が施され、バンド仲間たちによって運び出された。追悼式ではイアン・ブラウンが弔辞を述べ、マンチェスター・ユナイテッドに対する愛情にも触れられた。

「私たち全員が同意できることは、マニは私たちが出会った中でもっとも素晴らしい若者の一人であり、私たちが知る中でもっとも素晴らしい男だったということです。私たちは幸運でした。マニは私にとって兄弟のような存在でした。友人として夢のような存在でした。真の音楽仲間でした」

「私が最初に彼を知ったとき愛していたすべてのものを、マニは生涯愛し続けました。家族、仲間たち、釣り、フットボール、(マンチェスター・)ユナイテッド、音楽、ランブレッタ、ダンス、服装、街、そして紳士らしい趣味のすべてを」

マニは生涯通してマンUのファンであり続けた。マンUの試合前、オールド・トラッフォードに響き渡るのは今もストーン・ローゼズの『This is the One』であり、マニの奏でるファンキーなベースラインだ。
ファンたちもマニが亡くなったあとのエヴァートン戦で「RIP MANI」と横断幕を出すなど、不世出のベーシストを偲んでいた。マニが生涯マンUを愛したように、オールド・トラッフォードでも、マニはいつまでも愛される存在であり続けるに違いない。

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