バルセロナの新守護神はより評価されるべき? 「彼は完成されて...の画像はこちら >>

バルセロナのジョアン・ガルシア photo/Getty Images

24歳のGKだ

25-26シーズンのラ・リーガではレアル・マドリードを抑えて首位に立つバルセロナ。レアルとのエル・クラシコでは敗れてしまったものの、それ以外の試合では攻守両面で安定したパフォーマンスを披露している。



特に守備陣は好調だ。オサスナ、グアダラハラ、ビジャレアルと3試合連続でのクリーンシート。12月のはじめにはレアル・ベティス相手に3失点を喫したが、そこからうまく立て直した。

そんな守備陣を最後尾から支えているのが、GKジョアン・ガルシア。24歳と若いGKで、今夏の移籍市場でエスパニョールからやってきた。

前所属クラブでは非常に注目されていたGKで、アーセナルやニューカッスルといったプレミアリーグからの関心もあったが、最終的にバルセロナに加入している。

『MUNDODEPORTIVO』ではガルシアについて、バルセロナが近年獲得した選手の中でトップクラスのプレイヤーと呼び、称賛している。

その理由がチームへのフィットの早さだ。エスパニョール時代に彼のGKコーチを務めたアドリ・カバジェロ氏が今季のバルセロナでのパフォーマンスに言及した。

「適応は非常に早かった。一番驚いたのは彼のフットワークと実行力だ。これが非常に優れている。
GKとして今見ているような活躍は驚きではない。彼は常に決定的な選手だった。バルセロナは以前、空中戦で苦戦を強いられていたが、彼の加入でプラスを得た。彼は完成されている。バルセロナのゴールを守るには若すぎるが、彼は世界最高のGKだ。時間とともに経験を積むだろう」

また、彼のハイパフォーマンスは数字にも表れている。ここまでのセーブ率80.6%はレアルの守護神ティボー・クルトワよりも高く、クリーンシート率もトップクラスだ。それでいてボックス外での貢献も多く、現代的なGKといえる。

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