2026W杯予選敗退の悔しさを力に ナイジェリアが目指すアフ...の画像はこちら >>

ナイジェリア代表は2大会連続でW杯出場を逃した photo/Getty Images

アフリカの強豪であることをもう一度証明できるか

23日にアフリカ・ネイションズカップ2025のグループステージ初戦でタンザニア代表と対戦したナイジェリア代表は2-1と勝利。白星スタートとなった。



ナイジェリアはアフリカを代表する強豪国の1つであり続けてきたが、2026W杯アフリカ予選では序盤から勝ち点を取りこぼしてプレイオフへ回ることになり、そこでコンゴ民主共和国にPK戦の末敗退。2022年大会に続き、2大会連続でW杯出場を逃すことになった。

まだそのショックは抜けていないだろうが、悔しさは今回のアフリカ・ネイションズカップにぶつけるしかない。それがナイジェリア国民の願いであり、代表のエースであるガラタサライ所属FWヴィクター・オシムヘンも実力的には大会制覇を狙えるはずだと自信を口にしている。

「先月(の予選プレイオフ)は本当にショックだった。期待していた結果ではなかったが、人生には様々な出来事があるものだ。辛い記憶はまだ残っているけど、自分たちにはまだ実力があるんだということを示したいと思っている。サポーターのためだけでなく、自分たちのためにも優勝の夢を実現すべく全力を尽くすよ。この大会を通じ、期待を裏切ってしまったサポーターへの埋め合わせをしたい」

「ナイジェリア以外なら、開催国のモロッコが優勝候補だと思う。彼らは非常に質の高い選手を揃えているからね。僕たちとモロッコ以外にも優勝候補はいるけど、ナイジェリアが優勝すると思っているよ。優勝候補とされるどのチームとも肩を並べていると思うし、道のりは長いけどチームにはポジティブな感覚がある」(『ESPN』より)。


オシムヘンは自信を口にしているが、かつてのような強さが今のナイジェリアには無い。タンザニア戦では何とか白星を掴めたが、今のナイジェリアに大会を制する力があるかは微妙なところだ。オシムヘンがゴールを量産できれば可能性が出てきそうだが、ナイジェリアはW杯予選敗退の悔しさを力に変えられるか。



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