レヴァンドフスキはチームトップの27ゴール photo/Getty Images
ハイラインをベースとした超攻撃的サッカー
21日にラ・リーガ第17節でビジャレアルと対戦し、敵地で2-0と勝利を収めたバルセロナ。これで2025年のスケジュールを全て消化したことになるが、ハンジ・フリック率いる現チームでは何より攻撃力の高さが目につく。
フリックは就任当初より超ハイラインをベースに攻撃的サッカーを展開しているが、米『SI』はバルセロナが2025年に計169ゴールも奪ったと紹介している。
この年間169ゴールという数字は、クラブ歴代5番目に多い数字となる。今年を上回ったのは、2011年のチームが170ゴール、2016年の174ゴール、2012年の175ゴール、2015年の180ゴールとなるが、いずれもリオネル・メッシがいた時代のことだ。メッシがいない状態での得点数では今年が歴代最多だ。
今のチームにもロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、ラミン・ヤマルなど優れたアタッカーが揃うが、特定の誰かに依存しているわけではない。最多はレヴァンドフスキとフェラン・トーレスで27ゴール、それに続くのがハフィーニャ(24ゴール)、ヤマル(21ゴール)、フェルミン・ロペス(14ゴール)、ダニ・オルモ(11ゴール)だ。
180ゴールを奪った2015年はメッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのMSNが猛威を振るった時期で、得点部分の多くをこの3トップに依存しているところがあった。それに対し、今のチームは全員でバランスよくネットを揺らしている。
2025年は60試合のうち59試合で得点を奪っており、得点を奪えなかったのは0-3で敗れた11月のCL・チェルシー戦だ。超ハイラインを軸としたサッカーは守備面のリスクもあるが、攻撃面は抜群の成果が出ている。今季後半戦もこの爆発的な攻撃力があればリーグ制覇に加えてCL制覇も狙えるだろう。

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