オランダ代表にはもう1年も召集されていない マンU移籍で躓い...の画像はこちら >>

マンUでは結果を残せていないザークツィー photo/Getty Images

レンタルでローマへ向かう案が浮上中

昨夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入したものの、ここまでの1年半で僅か8ゴールしか決められていないFWジョシュア・ザークツィー。

今季も出番は限られていて、現在ではローマにレンタル移籍する話題が浮上している。

ザークツィーはボローニャの選手としてセリエAでの実績があるため、イタリア復帰は悪い案ではないだろう。

ザークツィーはオランダ代表でも6キャップを記録しているが、母国オランダでも復活してほしいとの期待がある。オランダ『Voetbal Primeur』はセリエA復帰から2026W杯メンバー入りへ繋げたいとの考えがザークツィーにはあると伝えている。

オランダ代表は2026W杯のグループステージ初戦で日本代表が対戦する相手だが、前線のピースは不足気味だ。絶対的エースは経験豊富なメンフィス・デパイだが、それに続く存在が限られている。大型FWボウト・ベグホルスト、アストン・ヴィラの快速FWドニエル・マレン、チェルシー入りが内定しているストラスブールFWエマヌエル・エメガといった選手がいるが、本来はザークツィーもここに入っていてほしい選手だ。

ザークツィーはオランダの世代別代表でもゴールを量産してきた実績があり、昨夏にマンUへステップアップしたことからA代表のエース候補としての期待も大きくなっていた。

しかしザークツィーが最後に代表でプレイしたのは昨年11月のUEFAネーションズリーグ、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、2026W杯欧州予選には召集されていない。まずはクラブからアピールしていくしかないが、2026W杯を目指すなら今冬の移籍が最後のチャンスだ。ザークツィーはW杯までに自身の実力を示せるだろうか。



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