今夏の加入からエールディヴィジ前半戦のベストイレブン候補に ...の画像はこちら >>

フェイエノールトでプレイする渡辺 photo/Getty Images

左センターバックのベストイレブン候補に選出

今夏にベルギーのヘントからオランダのフェイエノールトへ移籍した日本代表DF渡辺剛の評価が上がり続けている。

フェイエノールトでは同じ日本代表のFW上田綺世がゴールを量産し、エールディヴィジの得点ランク首位に立っている。

どうしても上田の方に話題が集まる傾向にあるが、ここまでリーグ戦15試合にフル出場している渡辺の貢献も見逃せない。

エールディヴィジはウインターブレイクに入っているが、オランダ『Voetbal Primeur』はこのタイミングで前半戦のベストイレブンをユーザーのアンケートで決定している。

その左センターバック候補として渡辺が選出されていて、同メディアは「加入初日からチームの守備陣において非常に安定した力を発揮している。ボールを持っている際はあまり目立たないが、守備面では欠かせない存在だ。ヘディング、闘志、経験で多くの危機を未然に防いでいる」と伝えている。

他にはアヤックスDFユーリ・バース、PSVのヤレク・ガシオロフスキ、フローニンヘンのディエス・ヤンセ、ヘーレンフェーンのマース・ウィリムセンが左センターバック候補として選出されている。

ユーザーのアンケートでは、渡辺は全体3位となる13.8%の票を得ている。2位はアヤックスのバースで28.7%、最多は首位を走るPSVの20歳DFガシオロフスキで42.6%だ。

渡辺はフェイエノールトでの活躍から日本代表の常連メンバーとなりつつあり、最近は日本代表の守備陣に負傷者が相次いでいる。渡辺がフェイエノールトで今のペースを維持できれば、2026W杯でもセンターバックの先発メンバーとなる可能性が高い。W杯の1年前となる今夏にフェイエノールト行きを決断したのは大正解だったと言えそうだ。



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