アーセナルでプレイするティンバー photo/Getty Images
現世界最高の右SBと評価
2026W杯でグループFに入った日本代表は、初戦でオランダ代表と対戦する。今のオランダはワールドクラスのDFを複数揃えており、最終ラインが最大のストロングポイントだ。
日本は三笘薫、中村敬斗など左サイドから仕掛けることを得意とするアタッカーがいるが、オランダの右サイドバックには強烈な実力者がいる。
インテルの大型DFデンゼル・ダンフリース、アーセナルのユリエン・ティンバーだ。ダンフリースはこの12月に左足首の手術に踏み切っており、W杯へどこまでコンディションを整えられるか読めないところもある。現時点で絶好調なのはティンバーの方だ。
アーセナルでは右サイドバックからセンターバックまでこなし、指揮官ミケル・アルテタの下で攻撃センスにも磨きをかけている。同じくアーセナルの最終ラインに入るフランス代表DFウィリアム・サリバは、ティンバーを現世界最高クラスの右サイドバックと絶賛する。
「彼は本当に素晴らしい選手だよ。1対1で彼を抜くのは不可能だ。攻撃面も素晴らしいしね。この調子を維持してほしい。彼は間違いなくNo.1かNo.2に入る右サイドバックだよ」(『CBS Sport』より)。
ティンバーがオランダの右サイドに入る場合、ここのサイドの攻防は日本がオランダを崩すうえで重要なポイントになりそうだ。

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