今季のプレミアの冬市場は騒がしい! 移籍の可能性が高い10人...の画像はこちら >>

アンダーソンはビッグクラブ移籍を果たすか Photo/Getty Images

選手たちはW杯出場も睨んでいる

昨季、一昨季と1月の移籍市場はあまり大きな動きを見せなかったが、今季のプレミアリーグではうってかわって大きな移籍がありそうな気配がある。理由は2つあると考えられる。

1つはリーグが混戦の様相を呈していること。リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドトッテナムは前半戦でつまずきを見せており、立て直しが必要な状況だ。上位陣も勝ち点差が小さく、混戦となる可能性が高い。

もう1つは、来年にワールドカップが控えていることだ。出場機会の少ない選手たちは、代表入りを掴むために移籍を望む可能性が高い。他リーグから移籍し、プレミアで自身の価値を証明しようとする選手たちもいるだろう。

残りの契約期間を考えても、移籍の可能性が高そうな選手が何人かいる。そんななか、英『THE Sun』は移籍市場で注目の選手10人をピックアップしている。

中盤の補強が急務と考えられているマンUは、ノッティンガム・フォレストのエリオット・アンダーソン、またはクリスタル・パレスのアダム・ウォートンを獲得するかもしれない。マンUは1月下旬までキャプテンのMFブルーノ・フェルナンデスを欠くことになり、MFマヌエル・ウガルテはあまり信頼を得ていない。また、出場機会を失っているMFコビー・メイヌーにも移籍の可能性が取り沙汰されている。

大きな不調を経験した昨季王者リヴァプールは、今夏獲得したFWアレクサンデル・イサクを負傷で失った。
またエースアタッカーのFWモハメド・サラーの不調もあり、アタッカーの補強が望まれている。ターゲットとされているのはミッティランFWフランクリーノ・ジュで、2600万ポンドでリヴァプールに移籍するという報道がある。

もっとも注目されているのは、ボーンマスFWアントワーヌ・セメンヨかもしれない。6500万ポンドの契約解除金は1月1日から有効となるため、マンUやリヴァプール、マンチェスター・シティ、チェルシーなど複数のビッグクラブが獲得に殺到するとみられる。

クリスタル・パレスのDFマーク・グエイは今季限りの契約を延長しないと明言しており、冬に動く可能性もある。候補は以前から獲得に近づいているとされるリヴァプールがやはり有力だ。契約満了後にフリーで放出するのを避けるため、パレスが1月の移籍を許す可能性は否定できない。

そのパレスはウォートン、グエイと中心選手を失う危機にさらされているが、トッテナムからFWブレナン・ジョンソンを獲得する可能性があるようだ。トッテナムは冬にジョンソンの売却を進める用意があるという。そのトッテナムは、今夏獲得に失敗したマンCのサヴィーニョを再度狙う可能性がある。

その他、最下位のウルブズからFWヨルゲン・ストランド・ラーセンがウェストハムへ、そしてアル・アハリのイヴァン・トニーがエヴァートンに移籍するという噂がある。トニーはイングランド代表復帰に前向きで、そのためにプレミアリーグへ戻る可能性が高いとみられている。


騒がしくなりそうな1月の移籍市場。果たして何人の選手が動くだろうか。

編集部おすすめ