ジョン・テリーがついに監督業をスタートか 降格圏ギリギリ英2...の画像はこちら >>

ヴィラやレスターでアシスタントコーチを務めたテリー Photo/Getty Images

以前には断られたとも語っていた

ウェストハムやチェルシーで活躍した元イングランド代表DFジョン・テリーが、いよいよ監督業に乗り出すかもしれない。英『Daily Mail』は、英実質2部チャンピオンシップのオックスフォード・ユナイテッドの指揮官就任の可能性を報じた。



現役引退後、アストン・ヴィラやレスター・シティでディーン・スミス監督のもとアシスタントコーチを務めていたテリー。現在はチェルシーのアカデミーで後進の指導にあたっている。フランク・ランパードやスティーブン・ジェラード、ウェイン・ルーニーなど、黄金世代と呼ばれた代表のチームメイトたちが続々とフルタイムの監督業に進出するなか、テリーは希望を表明しながらも未だ監督を務めたことはない。

テリーは以前から監督をやりたいという希望を隠しておらず、まだ仕事のオファーを受けていないことにフラストレーションを感じていると発言していた。

「ヴィラに移籍してディーン・スミス監督のもと素晴らしい経験を積むことができ、昇格も果たせた。信じられない思いだった。プレミアリーグでアシスタントコーチを務め、チェルシーやイングランド代表で選手やキャプテンとして経験を積んできたので、仕事を得るには十分だと思った。プレミアリーグやチャンピオンシップではなく、リーグ1(3部相当)レベルの仕事をね」

「しかしまったく興味を示されなかった。面接を受けたが、経験がないと言われるだけだった。今のマネジメントをしている人たちを見ると本当に困惑するよ。私はフラストレーションを感じているだろうか、もちろんその通りだ。私には本当に優れたコーチ、本当に優れた監督になる素質がたくさんあるのに、残念ながらそれが実現していないからだ」

オックスフォードはデス・バッキンガム体制で今季をスタートしたが、途中でゲイリー・ローウェット監督に交代している。
しかしローウェット監督も10試合でわずか1勝という悲惨な成績に終わり、解任された。

オックスフォードは23節を終えて21位、降格圏の22位ポーツマスと同勝ち点と下位にいる。現状ではレンジャーズやサンダーランドを率いたマイケル・ビールが最有力候補であり、テリーが本命というわけではないようだが、初の監督職を手にいれることができるだろうか。

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