今冬のアフリカ・ネイションズカップに続き、2026W杯でも目...の画像はこちら >>

エジプトはサラーの世代でW杯決勝トーナメントを目指したい photo/Getty Images

サラー&マルムシュの前線は強力だ

2026W杯出場権を手にしているエジプト代表では、前線に構えるリヴァプールFWモハメド・サラーとマンチェスター・シティFWオマル・マルムシュの2人がチームの柱だ。エジプトにとってビッグクラブで活躍するアタッカーが2枚も揃っているのは特別なことで、特にサラーの実績は抜群だ。

サラーが33歳を迎えていることを考えると、この世代で特別なことを成し遂げたいところだろう。

現在2人はモロッコで開催されているアフリカ・ネイションズカップに参戦しているが、マルムシュは思い切って来夏のW杯優勝を狙いたいと宣言している。

「もちろんアフリカ・ネイションズカップでも優勝するつもりだし、その後のW杯でも優勝するよ。今の選手層を考えると、僕たちはアフリカでも最高のチームだと思っている。W杯は単に出場するだけでなく、自分たちの実力を世界に示したいんだ」(マンC公式』より)。

W杯優勝はさすがにハードルが高すぎるかもしれない。エジプトは過去に3度W杯に出場しているが、1度も勝ったことがない。直近では2018年のロシア大会に出場したが、結果は悔しいグループ全敗だった。

まず目指すはW杯初勝利だが、エジプトは2026W杯でベルギー、ニュージーランド、イランと同じグループGに入っている。ベルギーは欧州の強敵だが、ニュージーランドとイラン相手にはチャンスがあるはず。来夏のW杯では決勝トーナメント進出が現実的な目標となってくるはずだ。



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