ドルトムントのユリアン・ブラント photo/Getty Images
12月は公式戦4試合で4G
今シーズン開幕当初、ボルシア・ドルトムントのユリアン・ブラントはコンディションが上がらず、先発落ちが続き、現地メディアの間では年明け1月の冬の移籍市場で放出される可能性さえ囁かれていた。
しかし、11月の代表ウィーク後に先発出場のチャンスを得たブラントは、そこから一気に調子を取り戻し、12月は公式戦4試合で4ゴールを記録。
そしてこのブラントの復活によって、同選手の去就に俄然注目が集まるようになっている。現在の契約は来年6月末までとなっているが、現在に至るまで契約延長の発表はない。
一方、今月に入ってからの活躍でブラントは他クラブから再び補強候補としてリストアップされるようになり、ドイツ紙『Bild』によればイングランドのアストン・ヴィラが獲得を検討し始めているという。同クラブのウナイ・エメリ監督がブラントを攻撃面で違いを作れる選手と高く評価していることから、その動向を注視しているとも同紙は伝えている。
ブラント自身はドルトムントとの契約延長に前向きな姿勢を示しているが、結論を急がず、他クラブからのオファーも含めて今後について熟慮する方針を固めているという。現在29歳で年齢的には次の移籍がステップアップのラストチャンスになる可能性が高いことから、時間をかけて結論を出したいと考えているようだ。

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