ナポリで奮闘するホイルンド photo/Getty Images
気になるルカクとのポジション争い
ハムストリングを痛めて離脱していたナポリ所属のベルギー代表FWロメル・ルカクが戻ってきた。出場こそなかったが、ルカクは今月18日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝のミラン戦、続く決勝のボローニャ戦でベンチに入っており、本格復帰が近づいている。
気になるのはFWの序列争いだが、ルカク不在のチームをここまでリードしてきたのがFWラスムス・ホイルンドだ。今夏にマンチェスター・ユナイテッドから加わったホイルンドは、ここまでセリエA4ゴール1アシストを記録。スーペルコッパ・イタリアーナ準決勝のミラン戦でもゴールを記録しており、マンU時代とは一味違う充実の時を過ごしている。
指揮官アントニオ・コンテはルカクとホイルンドのどちらを1番手FWに据えるのか決める必要があるが、ここまでのホイルンドの奮闘ぶりから迷うところもあるかもしれない。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリ氏もホイルンドのクオリティを絶賛していて、世界トップクラスのFWに育っていけると語る。
「ホイルンドは世界TOP5に入るストライカーの1人になれる可能性があると思う。ゴールを決めるだけでなく、中盤に顔を出したり、相手の守備陣を疲弊させる術も知っている。良い左足を持っているし、優れたサッカーIQ、フィジカル、全てを揃えているんだ。ルカクは他のチームメイトと連携するのが上手い。誰を起用するかはコンテの判断にかかっている。これは解決すべき重要な問題だ」
ホイルンドもマンU時代とは別人のような動きを見せており、ルカクにポジションを譲るつもりもないはず。コンテが誰に任せるかは気になるポイントの1つだ。

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