バルサの守護神として君臨するジョアン・ガルシア photo/Getty Images
激戦必至のダービー
今夏のバルセロナにおいてGKであるジョアン・ガルシアの獲得は最高の補強となったが、それと同時に古巣エスパニョールからは禁断の移籍として物議を醸した。24歳の元守護神を裏切者と考えるエスパニョールファンも多い中で、1月3日のラ・リーガ第18節にエスパニョールのホームで最初のバルセロナダービーが行われる。
エスパニョールは物の投擲を防ぐために両サイドにバックネットの設置を予定しており、第ニキャプテンであるレアンドロ・カブレラは『TV3』のインタビューで「クラブの品位が傷つかないように考えなければならない」と呼びかけた。
「ファンが誰に口笛を吹いても止めることは出来ないが、常に慎重さをもって行動し、何よりもクラブの品位が傷つかないように考えなければならない」
また、契約解除金として約2500万ユーロを受け取っていることからも「エスパニョールはチームを強化するために非常に良い資金を受け取ってもいるし、クラブに害を与えないふるまいをするべきだ」と強調している。
現在バルセロナはリーグ戦で首位に立っているが、エスパニョールもチャンピオンズリーグ圏内まで勝ち点2に迫る5位につけている。白熱のダービーが予想される中で、エスパニョールファンにとっては勝利を掴んで溜飲を下げる戦いとなって欲しいところだ。

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