堂安律は新天地フランクフルトで上々のスタート 攻守にフル稼働...の画像はこちら >>

フランクフルトでプレイする堂安 photo/Getty Images

あとはCLでの結果が欲しいところ





昨季はブンデスリーガで3位に入り、今季はさらなる躍進を目指しているフランクフルト。しかし前半戦は思い通りにいかず、ここまで15試合を戦って7勝4分4敗の7位だ。期待通りの前半戦とは言えないだろう。

現在ブンデスリーガはウインターブレイクに入っており、このタイミングで独『Frankfurter Rundschau』は「ジェットコースターのような前半戦の中間報告」と題し、フランクフルトの各選手たちを採点している。

22歳のDFナサニエル・ブラウン、怪我で離脱することになったが、リーグ戦10試合で8ゴールと結果を出した新戦力のFWヨナタン・ブルカルトらが高い評価を得る中、今夏にフライブルクから加わった日本代表MF堂安律にも高評価がつけられている。

「堂安は右サイドで常に存在感を示し、ここまで欠場したのは1試合のみ。それ以外は常にスタメンだ。マインツ戦、アウグスブルク戦では勝利に導くゴールがあり、スキルの高いレフティーである堂安は素晴らしい活躍を見せた。広範囲をカバーし、時には右ウイングバックに入ることもある。しかし彼はその仕事も気にしていないようだ。ただ、強豪相手には依然として軽いところがあり、存在感を失うこともある。それも後半戦は変わってくるかもしれない」

ビッグマッチでさらなる活躍が要求されているようだが、ここまでのパフォーマンスは合格点だろう。リーグ戦で30ゴール30失点と不安定なところもあるチームにおいて、堂安は攻守に走り回っている。その中でマインツ、アウグスブルク戦では巧みな個人技から決勝点を奪っており、今のチームに欠かせない戦力だ。

あとはチャンピオンズリーグでも成績を残したいところか。ここまでは5試合で0ゴール0アシストとなっているため、CLでも結果を出せれば評価はさらに上がるはずだ。





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