40歳ながらモドリッチは今季前半のリーグ戦全試合に先発出場 ...の画像はこちら >>

ACミランのルカ・モドリッチ photo/Getty Images

圧倒的な存在感

28日(現地時間)、ACミランはセリエA第17節でエラス・ヴェローナと対戦し、クリストファー・エンクンクの2ゴールの活躍などもあって3-0で勝利を収めた。また、この試合ではルカ・モドリッチが中盤の底の位置で先発。

この結果、同選手はミラン加入1年目ながら今季のセリエA全試合に先発して年内最後の試合を終えた。

モドリッチは今年9月に40歳となったが、全く衰えを感じさせない動きで健在ぶりを示している。その存在は既にミランにとって必要不可欠であり、来年6月末までとなっている契約の延長をクラブの首脳陣が持ち掛けてくるのは間違いないと見られている。

モドリッチの活躍はイタリア国内でも絶賛の嵐だ。元イタリア代表のルカ・トーニ氏は、ポッドキャスト『Cose Scomode』の中でモドリッチについて「彼は今季のセリエAで最高の補強だよ。ミランのサッカーにクオリティをもたらした」とコメント。さらに、「モドリッチのような偉大なチャンピオンは、38歳とか39歳になってもイタリアではまだタバコを咥えながらでもプレイできる」とも語り、称賛した。

また、トーニ氏とともに同ポッドキャストに出演したセバスティアン・フレイ氏もモドリッチについて以下のように語っている。

「私もモドリッチのミラン移籍が今年のイタリアでの最高の補強だと思っている。彼が来てくれたことは、全てのサッカーファンにとって神様からの贈り物のようだった。彼のような世界的なプレイヤーがミランというトップクラブで今なお活躍し続けていることは本当に素晴らしい」

2021-22シーズン以来のセリエA優勝をめざすミランにとって、来年もモドリッチが最大のキーマンとなりそうだ。

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