バルセロナのレヴァンドフスキ photo/Getty Images
現契約は来年6月末まで
ここ数カ月の間、バルセロナではロベルト・レヴァンドフスキの去就に大きな注目が集まっている。世界屈指のストライカーであり、今季もラ・リーガでは13試合に出場して8ゴールをマークしているが、バルセロナとの契約は来年6月末まで。
契約満了でバルセロナを退団した場合、他のクラブは移籍金を支払うことなくレヴァンドフスキを獲得することができる。そのため、サウジアラビアの複数のクラブやトルコのフェネルバフチェが同選手の動向を注視している。
こうした中、レヴァンドフスキ自身もバルセロナ退団後に備えて動き始めているようだ。ドイツ紙『Sport Bild』によれば、レヴァンドフスキはクリスマス前に代理人のピニ・ザハヴィ氏を伴ってバルセロナ市内でアメリカのシカゴ・ファイアーの関係者と会っていたという。シカゴも以前からレヴァンドフスキに強い関心を寄せていたクラブの一つであり、会談の場で移籍の可能性を探ったのではないかと同紙は予想している。
もっとも、レヴァンドフスキ自身はバルセロナ残留という選択肢を排除しているわけではなく、来年春頃まで今後について熟慮する方針であるという。『Sport Bild』は「退団の可能性は60%から70%」というバルセロナ関係者の声を報じているが、果たしてレヴァンドフスキはどのような決断を下すのだろうか。

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