フェイエノールトの上田綺世 photo/Getty Images
リーグ戦17試合で18ゴール
堂安律(フランクフルト)や田中碧(リーズ)、南野拓実(モナコ)など今シーズンの欧州各リーグでは日本人選手の活躍が目立ったが、その中でも上田綺世のフェイエノールトでの活躍は異次元のハイパフォーマンスだった。
上田は、筋肉系の怪我による長期離脱の影響もあって昨シーズンのエールディヴィジでは7ゴールに終わったが、今シーズンはここまで開幕戦から全試合に出場して18ゴールを記録。
上田の18ゴールという数字は、欧州の主要リーグの中でも抜群の成績であり、これを上回っているのはともに19ゴールのアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)とハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)のみ。ペナルティキックによる得点がない中でも世界屈指のストライカー達と肩を並べている。
上田はアヤックス戦、トゥウェンテ戦と2試合連続で無得点に終わってウインターブレイクに入ったが、年明け以降に勢いを取り戻せば2022-23シーズンの古橋享梧(当時セルティック)以来となる欧州主要リーグでの日本人得点王誕生の可能性も十分にありそうだ。

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