ガンバ大阪DF黒川圭介はアメリカへ DCユナイテッドへの完全...の画像はこちら >>

黒川は海外挑戦を決断(画像はイメージ) photo/Getty Images

不動の左SBだった

ガンバ大阪は31日、DF黒川圭介がアメリカのDCユナイテッドへの完全移籍を発表した。

現在28歳の黒川は2019年関西大学在学中に特別指定選手としてガンバに加入が内定。

その後左SBとしてガンバで絶対的な地位を築き、同クラブでは公式戦通算199試合に出場し、7ゴール10アシストを記録している。

豊富な運動量や積極的な攻撃参加、そして精度の高い左足はガンバにとっても大きな武器だったが、同選手はこのタイミングでの海外挑戦を選んだ。DCユナイテッドによると、契約は2028-2029シーズンまでの3年間で1年間の延長オプションもついているという。

MLSへの移籍が決まった黒川はガンバの公式サイトにて移籍を決断した理由とファンへ次のような別れの言葉を残した。

「ガンバ大阪のファン・サポーターの皆様へ。このたび、D.C.ユナイテッドに完全移籍することになりました。7年間、本当にありがとうございました。特別指定選手として初めてパナスタに立った時の光景は、今も鮮明に刻まれています。プロ1年目は、サッカー人生で一番しんどく、とにかくもがき苦しみました」

「それでも、皆さんからの温かい言葉に救われ、支えとなって、必ず見返してやるんだという反骨心を持って取り組んできました。ありがたいことに、多くの試合に出場させていただくようになり、紆余曲折を経ながらも、クラブと共に一歩一歩成長している実感がありました」

「だからこそ、昨年の天皇杯で皆さんと一緒にタイトルを取りたかったですが、それが叶わなかったことは本当に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回の移籍にあたっては、沢山考え、悩みましたが、自分自身の海外でチャレンジしたいという強い思いを、最終的にはクラブにも尊重していただきました。皆さんに活躍が届くよう、必死になって頑張ってきます。
たくさんの愛情をありがとうございました」

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