アメリカ代表は2026W杯でどこまでの結果を残せるか photo/Getty Images
アメリカサッカー界の構図はどうなるか
来夏に迫る2026W杯。大会はアメリカ、メキシコ、カナダの3国共催となるが、ホスト国の1つであるアメリカはこの大会をきっかけに国内でのサッカー人気を確実なものにしたいとの思いがある。
米『ESPN』によると、アメリカサッカー連盟は2026W杯で得た収益を選手の育成からサッカー環境の整備まで有効に使っていく考えだと伝えている。
2026W杯は大会収入が130億ドル近くに達すると予想されていて、開催国はそのうちの1%を受け取る契約になっているという。中でもアメリカは大会全体の75%のゲームを開催するため、約1億ドルを手にするとされる。
アメリカサッカー連盟のCEOを務めるJT・パトソン氏は、この1億ドルを有効活用し、サッカーをアメリカNo.1競技人口のスポーツにしたいとの狙いを持っている。今のところアメリカ国内でのサッカー競技人数は1580万人と紹介されていて、バスケットボール(2390万人)、ゴルフ(2160万人)といった競技には負けている。アメリカサッカー連盟は2026年へ『サッカー・フォワード』とテーマを設け、よりサッカーを気軽に選択できるスポーツにしていきたい考えだ。
「我々の最終的な目標は、競技への参加、アクセス、そしてこの競技の成長へ大きな基金を設立することにある。この1億ドルはその素晴らしい一歩となるだろう。サッカー・フォワード戦略の核心は、いかにして多くの人々を結集させ、サッカーをもっと安価に、手軽に、そしてもっと楽しくし、より多くの人がプレイできるようにするか。ここに焦点を当てている」
ミシガン大学のスポーツマネジメント教授のステファン・シマンスキー氏は、さらにサッカー人気を高められると手応えを感じている。
「サッカーの人気は高まっている。多くの親世代は、子供たちにもうアメフトをやらせたくないんだ。
これがどこまで本当かは分からないが、アメフトの方が怪我のリスクが高いのは確かだろう。アメフトの人気は依然として高いが、観戦人口と競技人口が必ずしも連動するとは限らない。2026W杯をきっかけにアメリカスポーツ界の構造は変わっていくのか。アメリカサッカー連盟はその一歩にすべく燃えている。

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