チュニジア代表でプレイするハンニバル・メイブリ photo/Getty Images
グループステージではナイジェリアにも敗れるなど苦しい試合が続いた
3日にアフリカ・ネイションズカップの決勝トーナメント1回戦が行われ、チュニジア代表はマリ代表にPK戦の末敗れた。チュニジアは2026W杯で日本代表がグループステージで対戦するチームだけに、チュニジアがアフリカ・ネイションズカップでどんな成績を残すか注目していた日本のサッカーファンも少なくないだろう。
今大会の結果だけで全てを判断することはできないが、ベスト16敗退は納得のいく結果ではないだろう。しかもマリは前半26分に退場者を出し、1人少ない状態だった。そのマリ相手にチュニジアは苦戦し、88分に奪った先制点を守りきれないまま同点に追いつかれ、最後はPK戦の末敗れてしまった。
試合後にチュニジアは指揮官サミ・トラベルシの解任を発表しており、W杯まで半年というタイミングで周囲が騒がしくなってきた。チームの主力の1人であるバーンリーMFハンニバル・メイブリもこの結果に落胆しており、あらゆる部分が足りていないと語っている。
「僕たちは後れを取っている。それも多くの分野でだ。チュニジアサッカー界全員が団結し、自らに問いかけないといけないよ。立ち上がり、ゼロから始めないと。アルジェリア、モロッコなど、僕たち以外のアフリカ諸国の成長ぶりを見ると言葉を失うよ」(『RMC Sport』より)。
チュニジアは2026W杯アフリカ予選を無敗で突破しており、それも10試合で無失点と完璧な内容だった。この結果だけを見れば驚異的なチームに思えるが、予選での対戦相手はナミビア、リベリア、マラウィ、赤道ギニア、サントメ・プリンシペと格下がほとんどだった。
それだけに今回のアフリカ・ネイションズカップは真の腕試しの場と考えられたが、グループステージではナイジェリアに2-3で敗れ、タンザニアとは1-1で引き分けるなど低調な内容に終わった。
もちろん日本も油断するわけにはいかないが、怖がりすぎる必要もないか。チュニジアはW杯半年前のタイミングで壁にぶつかることになり、新監督の人事を含めバタバタとした半年を過ごすことになりそうだ。

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