ランキングは興味深い結果となった Photo/Getty Images
10%の国民が「最も好き」と回答
アメリカにおけるサッカー人気が、ついに野球を上回ったことが明らかになった。『The Economist』の調査によれば、アメリカ人の10%がサッカーを「最も好きなスポーツ」と回答し、9%にとどまった野球を抑えて全体3位に浮上。
同紙によると、1994年にワールドカップを開催した当時のアメリカは「サッカー不毛の地」とも揶揄されていた。この大会の開会式で起きたダイアナ・ロスによるPK失敗は、当時のサッカー文化の未成熟さを象徴する出来事として、今なお語り草となっている。しかし、それから約30年が経過し、現在のアメリカは世界のサッカー市場において、もはや無視できない存在へと大きく変貌を遂げたようだ。
人気上昇の背景には、リオネル・メッシを筆頭に、ソン・フンミンやトーマス・ミュラーといった欧州の第一線で活躍してきたスター選手たちのMLS参戦がある。過去にもデビッド・ベッカムやカカ、ズラタン・イブラヒモヴィッチらがプレイしてきたが、近年のスター流入はとりわけ人気拡大に拍車をかけている。さらに、2026年ワールドカップを米国・カナダ・メキシコで共催する決定が、国全体の関心を一段と高めていると同紙は分析する。
この結果は、リーグの質が高まっていることに加え、若年層を中心にサッカー文化が着実に浸透している証と言えるだろう。自国開催となるW杯を大きな追い風に、アメリカが世界屈指のサッカー市場へと成長していく可能性は十分にありそうだ。

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