先日のアーセナルVSリヴァプールも地味な展開に photo/Getty Images
昨季王者リヴァプールに元気がないのも一因
現在のプレミアリーグは中堅クラブにも豊富な資金力があり、毎週予想のつかないゲームが展開されている。特にトップ4争いは予想が難しく、現在4位のリヴァプールと12位エヴァートンの勝ち点差は6ポイントしか離れていない。
この混沌とした争いがプレミアの魅力ではあるが、英『METRO』は今季の戦いがそれほど面白いものにはなっていないと見ている。
原因の1つに、調子を落としているクラブの存在が挙げられる。昨季王者リヴァプールは昨夏にFWウーゴ・エキティケやアレクサンデル・イサク、MFフロリアン・ヴィルツら実力者を複数獲得したが、パフォーマンスがなかなか安定しない。
2位マンチェスター・シティも勝ち点を取りこぼすゲームがあり、かつてほどの強さは誇っていないか。コール・パルマーに怪我が続いているチェルシーも8位と成績が安定せず、指揮官エンツォ・マレスカを解任したばかり。指揮官を解任したのは7位マンチェスター・ユナイテッドも同じで、どちらも長年リーグを引っ張ってきた名門だ。今の順位はあまりに寂しいものがある。
序盤は好調だったボーンマスも今では15位まで順位を落とし、昨季FA杯を制するなどオリヴァー・グラスナーの下で魅力的なサッカーを展開していたクリスタル・パレスは開幕前の補強が不十分で、選手層の薄さから戦いが安定しない。MF鎌田大地など負傷者も出ており、今は13位だ。
また、今季はロングスローなどセットプレイから得点を奪うチームが増えた。1つのブームと言えるが、同メディアはこれも刺激的ではない理由の1つだと伝えている。
「展開されているサッカーはあまり刺激的ではない。ゲームは計画的にゆっくりと進み、全てがシステマティックだ。選手たちには自己表現の自由はほとんど与えられず、限られた練習時間もセットプレイに費やすケースが増えている」
最もセットプレイを活かしているのが首位を走るアーセナルであり、安定した守備をベースにセットプレイから得点を奪うケースが目立つ。その安定感は見事だが、刺激的な戦い方とは言えないか。
最後までトップ4争いはもつれそうだが、サッカーファンは今季のプレミアの戦いを楽しめているだろうか。同メディアは少し疑問を抱いているようだ。

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