レアル・ソシエダの久保建英 photo/Getty Images
適切な采配でチームに変化
レアル・ソシエダに所属する久保建英は前監督の退任以降1ゴール2アシストで3試合連続で得点に関与している。それまでのリーグ戦で合計1ゴール1アシストという不振に陥り、クラブも降格圏まで落ちていただけに、見事な復活劇だと言えるだろう。
新監督に就任したペレグリーノ・マタラッツォは度々インタビューで「何をすべきかを明確にすること」の重要性と久保について「彼の感覚(気持ちや状態)をよく理解している」、「残りのシーズンでベストを引き出したい」、と語ってきたが、まさにそれが今のチームでは体現されている。
『El Desmarque』の記者であるアンドレア・エステバン氏はブレイス・メンデスと久保建英の活躍について言及し、マタラッツォ監督の手腕について「時にはすべてを変える必要はなく、ただカギを正しい場所にはめこむだけで解決する」と表現し、大規模な改革ではなく、適切な采配でチームに変化をもたらしていることを示した。
ヘタフェ戦でブレイス・メンデスは今季4ゴール目を挙げたが、これは昨季挙げた3ゴールをすでに上回っていることを表している。エステバン氏は今のブレイス・メンデスをプレッシャーから解放され「今はボックス近くに現れ、最後のパスもうまく捉え、再び決定力を発揮した。なにより再び自分のプレイを楽しんでいる」と表現した。
また久保建英についても、「もし、クラブのメンタリティの変化を象徴する選手がいるとすればそれは久保建英だ」と言及。マタラッツォ監督のもとで「自信と自由」を取り戻し、レアル・ソシエダの「攻撃に常に参加し、脅威となっていることが復活の証明である」としている。
「久保は再び立ち向かってボールを求め、違いを生み出している。アトレティコ戦ではMOMとなり、ヘタフェ戦ではコーナーキックから決勝アシストを記録した。彼のサッカーは再び電撃のように、直接的で決定的なものとなった。マタラッツォは初日から”久保は脇役ではなく、中心人物でなければならない”と考えていたに違いない」
「(レアル・ソシエダの本拠地)アノエタでは日本代表が再び野心を持ってゴールを見ていることを祝福する。久保が信じればラ・レアルは競争を取り戻す」
ソシエダで調子を取り戻した久保はシーズンの後半戦に挑む。

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