冨安健洋は49人中21位 「ヴェンゲル後のアーセナル」でベス...の画像はこちら >>

23-24シーズンのN・フォレスト戦でプレミア初ゴールを決めた冨安 Photo/Getty Images

ワースト選手は期待値も高かっただけに……

現在プレミアリーグで首位を走るアーセナル。今季こそとタイトル獲得の期待が高まっているが、長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が退任してから紆余曲折あった。

ウナイ・エメリ体制が失敗し、後任にクラブOBのミケル・アルテタを迎えるも最初の3年ほどはうまくいっているとは言えない状況だった。安定してリーグ上位に入るようになったのは22-23シーズンからだ。

アーセナルが勢いを取り戻すなか、英『Telegraph』はヴェンゲル退任後のアーセナルに加入した全選手49人をランキング化し、ベスト補強とワースト補強を選出している。1位に選ばれたのは、主将を務めるマルティン・ウーデゴーだ。

同紙はウーデゴーを「ノースロンドンでともに働くすべての人々の信頼を勝ち得ている。ピッチ外では思慮深いリーダーであり、優れたコミュニケーション能力を持つ。ピッチ上では近年ヨーロッパで最も注目され、効果的なプレイメイカーの1人だ。3000万ポンドという驚異的バーゲン価格。一言でいえば、マエストロだ」と評価。調子を落としていると批判されることもあったが、先のFAカップ・ポーツマス戦では交代出場で彼が登場すると、混乱していたすべてがきれいに整理されていくようで、まさにリーダーであり司令塔であるというところを再認識させてくれた。

残念ながら最下位に選ばれてしまったのは、2020年にチェルシーから移籍したウィリアンだ。「ウィリアンのアーセナル時代について言えるのは、少なくとも1年で双方合意のうえ契約解除となった際、残っていた数百万ポンドの契約金を要求しなかったということくらいだろう。
このブラジル人選手はチェルシーから高額の年俸で加入した攻撃的選手として名を馳せたが、アーセナルでのパフォーマンスはまさに最低だった。輝きも、スピードも、情熱も、クオリティも皆無だった。その後のフラムでの成功によって、この失敗はさらに奇妙なものとなった。一言でいえば、大失敗だ」と同紙は綴っている。たしかにチェルシー時代の輝きはなんだったのかと思ってしまう残念なパフォーマンスに終始したウィリアンだったが、当時のアルテタの戦術が可変を使った左偏重の攻撃であり、ウィリアンは右で孤立しがちだったことは理由のひとつに挙げられるかもしれない。

日本代表DF冨安健洋は21位にランキングされている。「コンディションが良ければ、冨安は優れた万能型のディフェンスの選択肢だった。最終ラインで彼ほど落ち着いてプレイできる選手は少なく、エリートレベルのディフェンダーに必要なフィジカルの要素をすべて備えていた。問題は特にアーセナルでのキャリア後半において、出場機会が少なかったことだった。夏の彼の放出は悲しい瞬間だった。一言でいえば、不運だった」とレビューされている。加入後すぐにアルテタの信頼をつかみ、実力面では申し分ない冨安だったが、負傷が彼のキャリアを妨げてしまったのはまさに残念というほかない。


同紙が発表したランキングは以下のとおり。

1:マルティン・ウーデゴー
2:デクラン・ライス
3:ウィリアム・サリバ
4:ガブリエウ・マガリャンイス
5:ダビド・ラヤ
6:レアンドロ・トロサール
7:ガブリエウ・マルティネッリ
8:ベン・ホワイト
9:ユリエン・ティンバー
10:カイ・ハフェルツ
11:ガブリエウ・ジェズス
12:ミケル・メリーノ
13:アーロン・ラムズデール
14:キーラン・ティアニー
15:ジョルジーニョ
16:リッカルド・カラフィオーリ
17:マルティン・スビメンディ
18:トーマス・パルティ
19:オレクサンドル・ジンチェンコ
20:ヤクブ・キヴィオル
21:冨安健洋
22:ベルント・レノ
23:ダビド・ルイス
24:クリスティアン・モスケラ
25:ダニ・セバージョス
26:エベレチ・エゼ
27:マッテオ・グエンドウジ
28:ルーカス・トレイラ
29:ピエロ・インカピエ
30:ノニ・マドゥエケ
31:ソクラティス・パパスタソプーロス
32:ヴィクトル・ギェケレシュ
33:パブロ・マリ
34:マット・ターナー
35:クリスティアン・ノアゴー
36:ヌーノ・タヴァレス
37:ケパ・アリサバラガ
38:セドリック・ソアレス
39:マルキーニョス
40:マシュー・ライアン
41:アルベール・サンビ・ロコンガ
42:ネト
43:ラヒーム・スターリング
44:ファビオ・ビエイラ
45:シュテファン・リヒトシュタイナー
46:デニス・スアレス
47:ニコラ・ペペ
48:ルナール・アレックス・ルナルソン
49:ウィリアン

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