110年ぶりの屈辱にファン分裂…… アモリム解任は「世紀の失...の画像はこちら >>

ユナイテッドで指揮をとっていたアモリム Photo/Getty Images

1915年以来の最少試合数という不名誉

マンチェスター・ユナイテッドはFAカップ初戦でブライトンに敗れたことで、今季の無冠がほぼ確定。国内カップ戦の双方において、初戦で姿を消すのは1981-82シーズン以来の失態であり、年間試合数も第一次世界大戦中の1915年以来となる最少の40試合にとどまる見通しだ。



この惨状に、サポーターからはルベン・アモリムの解任を悔やむ声が噴出している。『talkSPORT』に出演したファンは「アンフィールド、エティハド・スタジアム、エミレーツ・スタジアムで勝利した監督を解雇した」「アモリムが指揮を執っていれば、ブライトンには勝てていた」と主張。限られた戦力でビッグ6相手に勝利を収め、チームをヨーロッパリーグ決勝へ導いた手腕を評価し、シーズン途中の解任は無意味だったと批判した。

また、現場とフロントの確執も浮き彫りになっている。報道によれば、アモリムはアントワーヌ・セメンヨの獲得を熱望したが、クラブ側は1月の予算ゼロを突きつけたという。さらに、ジェイソン・ウィルコックス氏ら幹部が現場のコーチングに介入している実態も指摘されており、クラブ運営の根幹が揺らいでいる。

かつての黄金時代の幻想を追い求めるあまり、現在進行形でチームを再建していた指揮官を切り捨てた代償はあまりに大きい。彼が求めた補強を拒み、戦術にまで口を出す体制では、誰が監督を務めても結果は同じだろう。伝統ある赤い悪魔が、ここまで無力な集団に成り下がってしまった現状には、ファンならずとも虚しさを禁じ得ない。

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