シャビ・アロンソ解任の裏側 11月から選手と監督には溝があっ...の画像はこちら >>

シャビ・アロンソ氏 photo/Getty Images

わずか半年で幕を閉じた

ラ・リーガのレアル・マドリードがシャビ・アロンソ監督の解任を決断し、後任にはセカンドチームからアルバロ・アルベロア氏を昇格させることを発表した。

アルベロア氏は現役時代レアルのDFとして長くプレイした選手で、引退後は指導者に転身。

2019年からレアルの下部組織を見てきた。

栄華を極めたカルロ・アンチェロッティ時代の後任を探すレアルは、クラブOBであり、レヴァークーゼンで結果を残したアロンソにバトンを託すことになったが、わずか半年でその計画は頓挫してしまった。

リーグ戦は19試合を終えて勝ち点45。順位としては2位と悪くない成績だったが、エル・クラシコでの敗戦の印象が悪く、クビを切られる形となった。

そんなアロンソ監督だが、『MARCA』は11月ごろから選手たちとの関係が悪化していたと明かしている。

その要因となったのが、アロンソが用意した戦術的なトレーニングだ。同氏はクラブW杯が開催されるため実質的なプレシーズンがなく、戦術を落とし込める時間が少ないと考え、限られたトレーニングの中でチームに戦術を浸透させるため1分1秒を惜しんでトレーニングに臨んだという。

しかし、選手たちはアロンソの用意した緻密なトレーニングの負荷に耐えられず、ネガティブな反応を示すようになる。指揮官は自身の与えた指示に対する選手たちの反応に不満を抱き「保育園のコーチをするために(レアルに)来るとは思わなかった」とトレーニング中に声を大にして叫んだようだ。この出来事で選手と監督の間に大きな溝が生まれてしまった。

ただ、同メディアによると、レアルが深刻な事態に陥った際にはアロンソ監督を失わないために、チームは一致団結したという。だが、そのころにはチームは「すでに何かが壊れている」状況となっており、後戻りは不可能だったとのこと。

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