クリスタル・パレス撃破の舞台裏 “ジャイキリ”のヒーロー、実...の画像はこちら >>

パレス戦で決勝弾を決めたバックリー・リケッツ(右)photo/Getty Images

直前の試合でゴールを決め残留

10日に行われたFA杯3回戦で英6部リーグのマクルズフィールドと前大会覇者のクリスタル・パレスが対戦。前後半に1点ずつを奪った前者が2-1で王者を撃破し、「大会史上最大」とも呼ばれる番狂わせを披露してみせた。

ただ、ジョン・ルーニー監督の“とある決断”がなければ、このジャイアントキリングは生まれなかったかもしれない。

この試合で61分に決勝ゴールを記録し、勝利の立役者のひとりとなったFWアイザック・バックリー・リケッツ。どうやらこのヒーローがパレス戦の数日前、クラブから解雇されそうになっていたというのだ。英『THE Sun』が伝えている。

現在27歳のバックリー・リケッツはマンチェスター・シティの下部組織で育ち、イングランド代表のアンダー世代でプレイするなど、かつて将来を嘱望された。しかし、トップチームでの出場機会は与えられず、2018年にはチームを退団。その後、さまざまなクラブを転々とし、2025年夏にたどり着いたのが6部リーグに昇格したマクルズフィールドだ。

これまで6部リーグで100試合以上に出場していたため、期待は大きかっただろう。しかし、新天地では21試合消化した時点でわずか2得点。途中交代や途中出場も多く、思うような結果が残せていない。そのため、バックリー・リケッツは同じリーグ内の他のクラブへ週給500ポンドで貸し出される予定だったという。

そんな中で6日に行われた新年一発目のリーグ戦。
この一戦でバックリー・リケッツは昨年8月以来、今季3得点目となるゴールを決め、勝利に貢献した。その結果、ルーニー監督は同選手をFA杯のパレス戦へ向けてチームに残留させることを決断。そして、今回のジャイキリに繋がった。
 
はたして、マクルズフィールドの快進撃はどこまで続くのか。2月に行われる4回戦ではブレントフォードと対戦予定となっている。

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