モロッコ代表を指揮してきたレグラギ photo/Getty Images
戦い方が退屈の批判は大会中にもあった
1976年大会以来となる50年ぶりのアフリカ・ネイションズカップ制覇へ、モロッコ代表は自国開催となった今回のアフリカ・ネイションズカップ2025に特別なモチベーションで臨んでいた。
タレントも揃い、ホームアドバンテージもある。
準優勝も立派な成績ではあるが、ここ最近はモロッコ代表監督ワリド・レグラギの手腕を疑問視する声もあった。レグラギは2022W杯でモロッコをベスト4へ導いた指揮官だが、最近は豪華なタレントを抱えている割に戦い方がつまらないとの指摘が出ていたのだ。
実際に今大会もグループステージではマリ代表と1-1で引き分けたり、ベスト16のタンザニア戦も1-0と僅差だった。そのため、決勝でセネガルに敗れた後には一部モロッコの記者陣から厳しい質問が飛んだ。
オランダ『Voetbal Primeur』が取り上げているが、記者会見ではいつ頃退任するのかといった質問が飛び、それに対してレグラギは「あなたはモロッコの記者か?どの新聞社で、どこの誰だ?」と苛立ちを見せる場面もあった。
モロッコは今やアフリカで1、2を争う実力国であり、2026W杯でも上位進出が期待されている。それだけにレグラギへの視線も厳しくなっているが、2026W杯へレグラギを信頼すべきなのだろうか。今大会の準優勝は良い成績だが、批判的な声をかき消すには不十分な結果だったと言える。

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