昨年のリベルタドーレスはフラメンゴが制した photo/Getty Images
今後のクラブW杯も注目ポイントに
欧州5大リーグを除けば、最近はサウジアラビア勢のマネーパワーが移籍市場で目立っている。しかし、派手な動きを見せているのはサウジアラビアだけではない。
近年大きく動いているのがブラジル勢だ。今冬にはウェストハム所属のブラジル代表MFルーカス・パケタに古巣フラメンゴが関心を示しており、ウェストハムが求める移籍金4000万ユーロを用意する考えがあると伝えられている。
情報サイト『Transfermarkt』はブラジル勢の考え方、リーグの環境が変わってきたと取り上げているが、2022年頃よりブラジルのクラブの補強費が急上昇している。
2022年はブラジルのクラブ全体で1億5000万ユーロを補強に投じていたが、それが2023年は1億9800万ユーロ、2024年には4億500万ユーロまで一気に跳ね上がり、昨年は5億2900万ユーロまで上昇した。同サイトのブラジル地域を担当するマルコス・ワッツ氏はブラジルの市場に変化が起きていると解説する。
「パケタがフラメンゴに来るなら、ここ2年で4件目となるリーグ最高移籍額更新となるだろう。国際市場におけるブラジルの役割が変化していることの表れだ。ブラジルの各クラブは賞金の上昇、放映権やスポンサー契約の強化、ガバナンスの改善などを背景に、市場で積極的に投資する力を高めている」
「ブラジルのクラブは欧州トップリーグの下位、中位のクラブより好まれる移籍先になってきたのだ。これはヴィトール・ロッキや、欧州からのオファーがあったにも関わらず国内残留を選んだユーリ・アルベルト、ペドロ、ファブリシオ・ブルーノといった選手たちのケースが象徴している」
これまではクラブで育てた若手タレントを積極的に欧州のトップクラブへ売却し、代わりに引退が近くなった知名度ある選手を獲得するケースが多かったが、現在は選択肢が増えている。パケタもまだ28歳であり、今も全盛期と呼べるだけの力がある。
そうした補強策は確かな結果に繋がっており、南米No.1を決めるコパ・リベルタドーレスでは2019年から7大会連続でブラジル勢が優勝している。それも2019年のフラメンゴVSリーベル・プレート(アルゼンチン)、2023年のフルミネンセVSボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)を除けば、残りは全てブラジル勢同士の決勝になっている。
ブラジル勢の資金力が上がったことで南米のパワーバランスには大きな変化が生まれていて、ブラジルリーグは新時代に突入した。昨年からは32チーム制に拡大されたクラブワールドカップがスタートすることになり、この大会もブラジル勢にとってはモチベーションの1つになるだろう。

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