あの時VARがあればオランダのPKはなかった? 2014W杯...の画像はこちら >>

ロッベンが倒れてPKを獲得したシーン photo/Getty Images

マルケスが倒したとの判定だったが

メキシコのサッカーファンにとって、12年経った今も消化しづらい判定がある。2014W杯の決勝トーナメント1回戦・オランダ戦でのPKだ。



当時のメキシコは最終ラインからチームを支えるベテランのラファエル・マルケスを中心に、非常に完成度の高いチームだった。オランダ戦でも48分に先制し、試合を上手くコントロールしていた。

しかし終盤にドラマがあり、88分にオランダがMFウェズレイ・スナイデルの強烈シュートで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにFWアリエン・ロッベンが倒れてPKを獲得。これをクラース・ヤン・フンテラールが沈め、オランダがベスト8へ進むことになった。

ただ、当時からPK判定には疑問の声があった。マルケスがペナルティエリアでロッベンを倒したとの判定だったが、リプレイで見るとマルケスとロッベンには接触がなようにも見えた。もし当時VARがあれば、PKは取り消されていたかもしれない。

あの判定について口を開いたのは、ピッチで見ていたスナイデルだ。米『SI』によると、スナイデルもPKは無かったと思うと正直に語っている。

「2014W杯のあの瞬間を覚えている。正直言うと、PKは無かった。でもレフェリーはPKを与えたから、仕方ないね。
メキシコには個人的に素晴らしい思い出がある。メキシコの人は私のことが好きではないかもしれないが、それも仕方がない」

スナイデルは冗談交りに「ロッベンはもうメキシコを歩き回れないだろうね」とも語っているが、当時ロッベンに怒ったメキシコ国民は多いはず。ベスト8進出はメキシコにとって長年の悲願だっただけに、あのPKで夢が潰えたショックは相当なものがあったはずだ。



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