マンUのキャリック暫定監督 Photo/Getty Images
現状はシーズン終了までの暫定監督だ
マイケル・キャリック暫定監督体制でリスタートを切ったマンチェスター・ユナイテッド。就任後すぐの2戦はマンチェスター・シティ、アーセナルとの連戦という厳しいものだったが、なんと連勝してしまい、プレミアリーグには驚きが広がっている。
あくまで暫定監督であり、来季は正式な監督を迎えることになっているマンUだが、次期監督もキャリックで良いではないか、という意見も一部では上がっているようだ。それほどインパクトは大きかったが、クラブのOBたちは正式監督になるのは厳しいのではないかと考えているようだ。ポッドキャスト『The Good the Bad and the football』にて、ポール・スコールズ氏は次のように語った。
「彼(ルベン・アモリム前監督)が就任して1年経ち、もうこれ以上悪くなることはないほどひどい状況が続いていた。だから、暫定監督でいる間はそれほどプレッシャーは感じない。来季のシーズン開幕からフルタイムで監督に就任したら、いきなり試合に勝たなければならない状況になるだろう。彼らはオーレ(・グンナー・スールシャール)の件で少し傷ついているだろう」
「もしマイケルが、夏にたとえばトーマス・トゥヘルと対決しなければならないとしたら、ビッグクラブを指揮して大きな賞を獲得することを目指すなら勝者は一人しかいない。実際に競争することはできないだろう」
スコールズ氏は候補に挙がっているトゥヘルのような実績ある監督たちと指揮官の座を争うとしたら、キャリックに勝ち目はないと見ている。かつてスールシャールが暫定監督に就いた際、暫定監督の間はうまくいっていた。しかし正式監督に就任するとしだいに成績は低迷。21-22シーズンの11月には解任されている。スコールズ氏はそういったことがまた起こるのではと心配しているようだ。
ニッキー・バット氏も同意見のようで、聡明なキャリックは自分の仕事の意味を理解しているはずだと付け加えた。
「シーズン終了までの契約で、次の監督のためにクラブを正しい方向に前進させなければならないことを彼は知っている。彼はそれをわかっているし、私もマイケルのことをよく知っている。彼はそこにいないだろうし、『そうだ、その仕事が欲しい』と言えるほど愚かではない。なぜなら、彼はそういう仕事に就くことに同意していないからだ」
「彼が別のクラブの監督としてサッカー界に留まりたいのであれば、ここでうまくやれば次の仕事は良い仕事になるはずだ」
たちまちのうちにチームを立て直したキャリックをみすみす手放すのはもったいないような気もするが、レジェンドたちはそう甘くはないと考えている。

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