ルーカス・パケタの母国復帰初戦で異例の珍事? ブラジル・スー...の画像はこちら >>

デパイも出場したスーパーカップで珍事 Photo/Getty Images

退場の理由とは

スーペルコパ・ド・ブラジルが行われ、コリンチャンスがフラメンゴを2-0で下してタイトルを獲得した。元アーセナルのガブリエウ・パウリスタ、ユーリ・アウベルトのゴールで勝負は決したが、試合内容以上にスタジアムを騒然とさせたのは、後半キックオフ直前に起きた前代未聞の出来事だった。

『SPORTbible』が伝えている。

フラメンゴのホルヘ・カラスカルに対し、後半開始の笛が鳴る前に突如レッドカードが提示され、そのままピッチを去る異例の退場処分が下されたのだ。

不可解にも映ったこの判定の発端は、前半終了間際のワンシーンにあった。カラスカルがコリンチャンスのブレノ・ビドンの顔面付近に肘を入れた疑いがあったものの、当初は映像が不鮮明で決定打に欠け、前半はそのまま終了。しかし、ハーフタイム中にVARが映像を再精査した結果、決定的な角度が確認され、退場相当と判断されたという。

ブラジルサッカー連盟は『OneFootball』を通じ「VARが正確なアングルを特定するのに時間を要したため、後半開始前という異例のタイミングでの宣告となった」と説明している。

数的不利を強いられたフラメンゴは、後半開始からウェストハムよりブラジル史上最高額で復帰したルーカス・パケタを投入し、反撃を試みた。しかし、10人での戦いは容易ではなく、同選手にとって母国復帰初戦は苦い敗戦に終わった。

一方のコリンチャンスは、パウリスタを中心とした堅守で試合を完全に掌握。数的優位を冷静に活かし、実に35年ぶりとなるスーパーカップ制覇を成し遂げた。

ハーフタイムに更衣室へ引き上げた後ですら、もはや安堵は許されない。VAR時代を象徴する一戦となった。

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