インテルは現在セリエAで首位 photo/Getty Images
ここまでは理想のシーズン
昨季は3冠のチャンスがありながらリーグタイトルはナポリに奪われ、チャンピオンズリーグでは決勝でパリ・サンジェルマンに0-5の大差で敗れてしまったインテル。シーズン終了後には指揮官シモーネ・インザーギが退任し、インテルの将来を不安視する声もあった。
しかし、現在のインテルはリーグで首位、コッパ・イタリアでは準々決勝でトリノを撃破してベスト4に進出。CLではトップ8入りこそ逃したが、リーグフェーズ10位でプレイオフ進出は決めている。ベスト16入りを懸けたプレイオフではノルウェーのボデ・グリムトとの対戦で、不気味な相手ながら戦力ではインテルの方が上だ。
伊『Calciomercato』が称賛するのは、インザーギに代わってチームを指揮する青年指揮官クリスティアン・キヴだ。指揮官としての経験は浅いが、ここまでチームを巧みにまとめている。
同メディアは「正直、今季開幕前はインテルがここまでの一貫性と競争力を発揮するとは誰も予想していなかった。特にキヴのように若く、経験不足の指揮官が上手くやるとは信じていなかった。しかしキヴは昨季とほとんど変わらないチーム構成の中で選手たちのモチベーションを的確に捉え、誰もが輝いて実力を発揮できる機会を作っている。ビセック、ジエリンスキ、ディマルコは昨季と異なる存在となっていて、ボニーやエスポジトのような若手もトップレベルの環境に適応できるとなれば、キヴは上手く環境を整えたと言える」と称える。
特にパルマから加えたFWアンジェ・ヨアン・ボニー、レンタルから戻ってきた20歳のFWフランチェスコ・ピオ・エスポジトが計算できる戦力になっているのが大きい。エースのラウタロ・マルティネス、相棒のマルクス・テュラムを含め、前線はローテーションできる体制が仕上がっている。
CLはまだ分からないが、国内ではリーグとコッパ・イタリアの2冠を達成できるかもしれない。

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