チェルシーでプレイするパルマー photo/Getty Images
問題はコンディションを上げられるかだ
今季は鼠蹊部の慢性的な怪我でコンディション維持に苦しんできたチェルシー所属のイングランド代表MFコール・パルマーだが、7日に行われたプレミアリーグ第25節のウォルバーハンプトン戦では圧巻のハットトリックを記録。チームを3-1の勝利に導いた。
そのうち2ゴールはPKによるものだったが、どちらもパルマーらしい落ち着いたPKだった。問題はこれを継続できるかどうかで、英『BBC』は4か月後に迫る2026W杯での立ち位置を気にかけている。
パルマーはトップ下や右ウイングでプレイできるが、イングランド代表にはライバルが多い。トップ下ではアストン・ヴィラMFモーガン・ロジャースが代表監督トーマス・トゥヘルの信頼を掴んでいて、レアル・マドリードMFジュード・ベリンガムもいる。右サイドならばアーセナルのブカヨ・サカだ。
同メディアによると、マンチェスター・シティなどでプレイしたネダム・オヌオハ氏は「現時点では(トップ下では)ロジャースとベリンガムの2人が彼より上位にいると見る。パルマーを代表チームに加える術を見つけたいね」と語り、ブラックバーンやセルティックで活躍したクリス・サットン氏も「今のところ(パルマーの先発は)No。ロジャースを起用するよ」と語っていて、パルマーが代表のトップ下でスタメンに入れるとは考えていない。
リヴァプールなどで活躍した解説のダニー・マーフィー氏は、ウルブズ戦でのパフォーマンスを続ければ代表メンバー入りは確実と見ている。重要なのは継続性だ。
「彼がここから今季終了までインパクトを残すことができれば、代表に入るのは確実だ。彼は10番の位置でも、ワイドな位置でもプレイできる。
「しかし、まだベストな状態ではない。ひどい怪我をしたあとはリズムを取り戻すために試合に出る時間が必要になる。代表に定着するには、定期的にクラブでプレイする必要があるんだ。今はロジャースが好調で、他の選手たちも好調だ。パルマーには厳しい戦いが待っているだろう」
鼠蹊部との故障には今後も付き合っていく必要がありそうだが、パルマーはW杯までにコンディションを上げていけるだろうか。ウルブズ戦でのパフォーマンスは期待が持てるものだった。

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