木村(中央)ら日本勢が躍進のビッグエア Photo/Getty Images
オフシーズンにも練習ができる
ミラノ・コルティナ冬季五輪、男子ビッグエア決勝にて5回転半の超難度トリックを2度成功させ、木村葵来が日本勢第一号となる金メダルを獲得した。また、木俣椋真も銀メダルに輝き、日本勢はワンツーフィニッシュを成し遂げた。
米『NBC Sports』は、日本のスノーボードが急速に進化している理由として、オフシーズンでの練習に理由があると報じている。同メディアで木村は次のように語っている。
「オフシーズンに何をするかが鍵です。夏はエアバッグで何度も練習して、コーチたちは技術を教える術に長けています。オフシーズンをいかに過ごすかが、ここでの良い結果につながっています」
昨季の世界選手権では、予選敗退を味わっていた木村。躍進の秘密はエアバッグを使ったオフシーズンの練習にあると語った。『TAIPEI TIMES』も、この発言に注目している。
「練習中にエアバッグを使って転倒時の衝撃を和らげるという比較的新しい現象から、日本ほど恩恵を受けている国は他にない。ライダーが習得できる技の難易度と練習時間の両面で、新たな可能性が開かれている」
同紙は少なくともハーフパイプでは、12年前からこの現象が表れていたと報じている。平野歩夢が4年前に同種目で金メダルを獲得したのも、その恩恵が大きいという。
今回のビッグエアでは、日本勢は4人のライダーが全員決勝進出を果たした。夏季でも練習を可能にしたエアバッグ技術は、確実に日本のライダーたちの実力を底上げしていたようだ。

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