待望の散髪まであと一歩となり、ライブを告知したイレットさん 画像はInstagram@theunitedstrandより
散髪ならず
プレミアリーグ第26節、ウェストハムとマンチェスター・ユナイテッドの一戦は1-1のドローに終わった。マンUは50分にトマシュ・ソウチェクのゴールで先制されたが、後半アディショナルタイムの劇的なベンヤミン・シェシュコのゴールで同点に追いついた。マンUの連勝は4でストップしている。
マンUが5連勝するまで髪を切らないというチャレンジで話題になっているサポーターのフランク・イレットさんは、この試合中にYouTubeライブを実施。一時は10万人を超える視聴者が集まったが、今回も散髪することはできなかった。イレットさんの巻き毛は顔を覆い尽くすほどになっている。
当初はただの無害なエンターテインメントとして始まったこのチャレンジも、別の意味を帯びはじめているかもしれない。「3~4カ月で終わると思っていました。笑い話になるはずだったし、それで終わりにするつもりでした。でも、そうはならなかったんです」とイレットさんは『BBC』に語っている。
マンUが最後に5連勝したのは2024年1月から2月の間だ。最初は軽い気持ちで始めた動画が、マンUの苦境を目に見えて象徴する形となり、イレットさんの髪がソーシャルメディアで共有されるたびに、いかにチームが衰退したかを毎週思い起こさせる存在となったと同メディアは綴っている。イレットさんも次のように発言している。
「僕の髪は、マンチェスター・ユナイテッドが本来あるべき場所にいないことを視覚的に表しています。だから、クラブが連絡を取ってこなかったことは理解できます。でも状況が進んで、クラブの周囲にもう少しポジティブな雰囲気が生まれれば、連絡を取ってくれるだろうと期待しています」
クラブにとっては、イレットさんが5連勝を待ち続けていることが「望ましくないイライラ」になっており、この活動を支持する者もしない者も「ただ終わることを望んでいる」と同メディアは報じた。軽い気持ちで始めたチャレンジが、いつしかクラブを苛立たせるようなものになってしまったのかもしれない。イレットさんはこのチャレンジが終わったあかつきには、伸びた髪を病気で髪を失った子供たちにかつらを提供する慈善団体に寄付し、この活動で集まった募金も寄付することを公言している。

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