“怪我の功名”で生まれたブカヨ・サカの中盤起用がバッチリだっ...の画像はこちら >>

アーセナルのサカ Photo/Getty Images

頭の良い選手だ

アーセナルはFAカップ4回戦でウィガン・アスレティックと対戦。前半のうちに4点を奪って試合を決め、順当に5回戦進出を決めた。



この試合の前、左SBで起用予定だったDFリッカルド・カラフィオーリがウォーミングアップ中に負傷するというアクシデントが起きた。これによって中盤起用を予定していたマイルズ・ルイス・スケリーをこれまで通り左SBに置き、中盤にブカヨ・サカをコンバートするという起用法をミケル・アルテタ監督は見せた。

これまでも左SBをこなすなど高いユーティリティ性を見せていたサカだが、中盤インサイドでも高いレベルでやれることを示した。『Transfermarkt』によれば、中盤インサイドで起用されるのは2021年4月以来となる。右ウイングのノニ・マドゥエケと連携する形で3点目となるオウンゴールも誘発している。英『Daily Mail』は、「いかに多才なサッカー選手であるかを証明した。ゴールに背を向けながらディフェンスからのパスを頻繁に受け、まるでベテラン将校のような正確さで整然としたパスを繰り出した」と評している。

試合後、アルテタ監督はサカの起用法に関しても言及している。

「それは可能性の1つで、試してみたかったんだ。将来的には使えるかもしれない。今シーズンはまだたくさんの試合や大会、様々なシナリオが待っているし、そういう可能性もあると思う」

「彼はより中央にいて、ゴールも近かった。相手が彼のプレイを常に把握することは少し難しくなる。
彼はサイドの選手とポジションを入れ替えることもでき、スペースを見つけるのがとても上手い。そして彼がそこにいれば、ボールを持ったときに相手を本当に苦しめることができる」

ミケル・メリーノが負傷離脱、カイ・ハフェルツも再び負傷離脱、マルティン・ウーデゴーも先日のブレントフォード戦で負傷した模様と、中盤インサイドの選手に負傷が重なったアーセナル。明らかな格下相手とはいえ、サカが中盤でもこれだけできると再確認できたのは収穫だ。カラフィオーリの負傷も痛いが、シーズン終盤に向けて使えるオプションを見出すことができたかもしれない。

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